開場/開演 | 18:00 開場
18:30 プレコンサート開演
19:00 オープニングコンサート開演
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会 場 | カトリック芦屋教会
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チケット | 3,000円(全席自由)
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出演者 | 【プレコンサート】
日下with スーパーキッズ・オーケストラ
【オープニングコンサート】
日下紗矢子(Vn)、アンドレアス・ヴィルヴォール(Va)、ペーター・ブルンズ(Vc)、中木健二(Vc)
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プログラム | 【プレコンサート】
モーツァルト:「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」KV.525より第1楽章
レスピーギ:「リュートのための古風な舞曲とアリア」より
【オープニングコンサート】
ドホナーニ:弦楽三重奏のためのセレナーデ ハ長調op.10
グリエール:ヴァイオリンとチェロのための8つのデュオop.39 より
アレンスキー:弦楽四重奏曲第2番イ短調 op.35
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聴きどころ | 音楽祭はスーパーキッズ・オーケストラとのプレコンサート、モーツァルト作曲「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」で幕を開けます。スーパーキッズ・オーケストラとは3回目の共演になりますが、毎回彼らが大きな喜びを持って演奏していること、そして仲間を大切に思ってみんなで一緒に音楽を作り上げている様子に大きな感銘を受けています。モーツァルトの他に弦楽合奏の代表作であるイタリアの作曲家、レスピーギのリュートのための古風なアリアを演奏しますが、こちらはいつ聴いてもいつ弾いてもイタリアの風や匂いを感じる非常に魅力的な小品です。
今回は、これまでコロナ禍での入国制限のために来日できなかった外国人音楽家が初めて参加する音楽祭ということもあり、オープニングコンサートでは私がドイツで一緒に演奏している仲間との演奏をまず皆さんに聴いて頂きたいと思ってプログラムを組みました。特にペーター・ブルンズさんとは10年以上にわたって一年に一度は必ず共演している大切な仲間であり、尊敬する音楽家です。
ハンガリー人のピアニスト、作曲家、指揮者であるエルンスト・フォン・ドホナーニ(1877-1960)の「弦楽三重奏曲のためのセレナーデ」は、ドイツ音楽からの伝統を軸にハンガリーの民族的な要素も加わり、5楽章それぞれのキャラクターを楽しめます。特に1楽章のマーチは聴いている誰もがワクワクするほど快活な音楽、3楽章のスケルツォは半音階を駆使したクレイジーで目まぐるしいスケルツォとなっています。
幅広いジャンルで約250曲もの作品を残しているロシアのアントン・アレンスキー(1861-1906)の弦楽四重奏曲第2番。弦楽四重奏というとヴァイオリン2人にヴィオラ、チェロの編成を思い浮かべると思いますが、この曲は珍しくヴァイオリン、ヴィオラ、そしてチェロ2人という編成です。あまり演奏されることのない曲ですが、ロシア正教の葬送の詩唱で始まる第1楽章、チャイコフスキーの主題による変奏曲の第2楽章、ロシア民謡が使用された3楽章と、ロマンティックな美しい名曲で、ぜひたくさんの方に聴いていただければと思います。
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備 考 | 主催:芦屋国際音楽祭実行委員会
後援:芦屋市、芦屋市教育委員会、兵庫県、兵庫県教育委員会、カトリック芦屋教会
助成:公益財団法人日本室内楽振興財団
認定:公益社団法人企業メセナ協議会
※未就学のお子様のご入場はお断りいたします。
※カトリック芦屋教会へのお問合せはご遠慮くださいますようお願いいたします。
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