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第4回芦屋国際音楽祭 概要決定!

2024年4月に開催する第4回芦屋国際音楽祭の概要が決定しました!

第4回音楽祭では、国の重要文化財であり今年竣工100周年を迎えるF.L.ライトが設計したヨドコウ迎賓館でバロック・ヴァイオリンとリュートによる演奏会を開催し、音楽と共にその建築的魅力を皆様と共有します。また従来より実施していた3歳以上のお子様にご入場頂ける「子供のためのコンサート」は、新たに兵庫芸文スーパーキッズ・オーケストラと共演すると共に楽器体験コーナーも設け、耳も手も本物の音楽に触れてもらえる場に。そして2日目夜の恒例「バロック音楽プラスα」シリーズの今回は「光と影:ゴールドベルク変奏曲と激動の20世紀オーストリア音楽」と題し、バッハのゴールドベルク変奏曲と20世紀を生き抜いたオーストリア出身の作曲家の曲を組み合わせ新たな表現を模索します。このほかオープニングコンサートではクラリネット、クロージングコンサートではピアノも加え、第3回音楽祭より1公演多く3日間5公演を多彩なプログラムでお届けします。

チケットの発売は2024年2月9日(金)を予定しています。コンサートの概要はConcertページをご覧ください。また新たに寄付プログラム(1口1万円のご寄付によりご希望の演奏会チケット1枚を進呈)も始めましたので、Supportページから皆様のご支援をお願いいたします。

 

ごあいさつ

2021年に芦屋国際音楽祭を始めた時から、芦屋市内のあらゆる場所に音楽祭のコンサートを広げていきたいとの願いが私にはあったのですが、第4回の音楽祭では初めてその一環のコンサート、名付けて“芦屋サウンドスケープ”シリーズをヨドコウ迎賓館でさせていただくことになりました。ヨドコウ迎賓館の細部に渡ってたくさんの趣向が凝らされたエレガントな空間にはどんな音楽が合うのだろうと考えた時にリュートの音色が思い浮かび、バロックヴァイオリンとリュートのデュオという親密な空間ならではの音楽を皆様にお届け出来ることに大きな喜びを感じています。また今回は初めてクラリネットが登場、ドイツからは私が一緒に組んでいるベルリン弦楽トリオのメンバーが来てくれることになりました。そして「子供のためのコンサート」では、子供が演奏を聴いた後に実際に楽器に触れてみる楽器体験コーナーを設けることにしました。芦屋に根付いた音楽祭へと更に発展出来るよう、皆さまに喜んでいただけるようなアイディアを毎年少しずつ実現させていきたいと思います。皆さまのご来場を心よりお待ちしております!

日下紗矢子