4月152023 バロック音楽プラスα ~ジェルジュ・クルタークの音楽から広がる世界~ 第3回 開場/開演18:30 開場 19:00 開演 会 場カトリック芦屋教会 チケット3,000円(全席自由) 出演者日下紗矢子(Vn)、大江馨(Vn)、アンドレアス・ヴィルヴォール(Va)、柳瀬省太(Va)、ペーター・ブルンズ(Vc)、中木健二(Vc) プログラムクルターク:「サイン、ゲームとメッセージ」 J.S.バッハ:カンタータBWV147より「主よ、人の望みの喜びよ」 J.S.バッハ(コダーイ編曲):半音階的幻想曲 J.S.バッハ:チェロ組曲より ウェストホフ:無伴奏ヴァイオリンのための組曲 他 聴きどころ今年のバロック音楽プラスαシリーズでは今現在も活躍している作曲家の曲を取り入れたいと思い、以前から興味のあったハンガリーのジェルジュ・クルターク(1926-)に焦点を当てることにしました。 彼の「サイン、ゲームとメッセージ」は今もまだ作曲が続いている小品の連作であり、面白いことに同じ曲を楽器や編成を変えて演奏出来るようになっています。一つ一つの作品は1分に満たないほどから長くても4分ほどの長さで、クルタークの尊敬する過去の偉大な作曲家たちや彼を慕う音楽家たちへのオマージュ、音を使った実験的な作品や思い付きで書かれたような作品もあり、音の様々な表情や表現を楽しめるようになっています。クルタークは寡黙で厳しい作曲家として知られています。現代曲は難解で分からないと思われるかもしれませんが、彼の曲を手に取り演奏してみると、今現代の生活スタイルに呼応しているように感じるのは私だけでしょうか。そして彼の小品を弾いていると、続けて他の小品に音楽が繋がるイメージが湧き上がります。今回は繋がる作品をバロック時代の曲に限定して、6人の演奏者それぞれに曲を選んでもらい、それぞれの世界観を皆さんに楽しんでいただくことにしました。6者6通りのクルタークから広がる世界、その間にクルタークが心から尊敬する作曲家、J.S.バッハのカンタータのコラールとクルタークの「サイン、ゲームとメッセージ」の弦楽三重奏版を挟みます。 カトリック芦屋教会の素晴らしい響きの中で一期一会のどのような世界が広がるのか、私自身楽しみでなりません。どうかお聴き逃しされませんように! 備 考主催:芦屋国際音楽祭実行委員会 後援:芦屋市、芦屋市教育委員会、兵庫県、兵庫県教育委員会、カトリック芦屋教会 助成:公益財団法人日本室内楽振興財団 認定:公益社団法人企業メセナ協議会 ※未就学のお子様のご入場はお断りいたします。 ※カトリック芦屋教会へのお問合せはご遠慮くださいますようお願いいたします。 チケット購入