芦屋国際音楽祭「室内楽マスタークラス」開講のお知らせ
第5回芦屋国際音楽祭は2025年4月11~13日で計画していますが、この期間の直前に音楽祭では初となる「室内楽マスタークラス」を開講することになりました。詳細は募集要項をご覧のうえ、受講を希望される方は申込フォームよりお申込みください。
芦屋国際音楽祭「室内楽マスタークラス」
・日 程 2025年4月4日(金)~6日(日)
・会 場 カトリック芦屋教会 ほか
・講 師 日下紗矢子(ヴァイオリン)、アンドレアス・ティム(チェロ)
・募集人数 ヴァイオリン3名、ヴィオラ2名、チェロ1名
・応募締切 2024年12月2日(月)
【ごあいさつ】
5年前に芦屋で音楽祭を始めた時からゆくゆくは室内楽のマスタークラスも開催したいと願っていました。それは私自身が感じている室内楽の面白さと奥深さを、音楽祭で聴いてくださる方たちだけと共有するだけでなく、演奏を通して若い音楽家たちと共有したいという強い思いを持っているからです。
室内楽は作曲家の意図に近づくよう音楽を作り上げていく過程で、演奏者同士のコミュニケーションを深めていくことが大切です。音楽を通じて呼吸を合わせタイミングや表現を共有する…これは演奏者同士の音楽を通した会話であると私は思っていますが、一つの音楽を通して会話を続けるのは決して容易いことではありません。これから未来に羽ばたく若い音楽家たちが、芦屋国際音楽祭に参加する音楽家たちと音楽を作り上げていく過程で、一緒に演奏する仲間との絆を深めながら音楽の表現を無限大に広げていく楽しさを学んで欲しいと思います。
日下紗矢子